おみやげで頂いた"月の雫"という甲州のお菓子は、懐かしい感じがしておいしかった。ぶどうぼ粒がそのまま白い砂糖の硬い膜に包まれていて、かじったときの食感がおもしろいです。
この"月の雫"は山梨でよく採れるブドウを氷砂糖で包んだものでとっても甘いのですが、食感が砂糖の脆い硬さと、それを破って出てくるぶどうの柔らかさがなんとも舌にやさしい。この中からぶどうが出て来たときのぶどうの酸味も、甘さとよく溶け合います。
この製法ですが、甲州葡萄でないと出来ないのです。浸透圧の関係で、他の種類の葡萄は皮から砂糖の部分へ水分がしみ出してしまうため、砂糖が崩れてしまうのだそうです。
この甲州で採れたぶどうの皮の性質が砂糖と水分の隔たりをうまく作っているようです。
また、山梨とぶどう年表では甲州のぶどうは雨宮勘解由(あめみや・かげゆ)という人が野生のぶどうを栽培したのが始まりで、鎌倉時代より続いていたものであったり、この月の雫は江戸時代の享保年間(1723ころ)に牡丹亭金升よって作られたなど、なかなか歴史のある菓子だそうです。
オールドファッションなどこか懐かしい感じするお菓子でした。
<参考>
・Color-club.com 宮澤やすみのお休み処 - カラーリサーチ -
ぶどうの"肌見せ"という言葉がなかなか的を射てます。



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