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第52回「全国市販酒(大展示会)フェスタ」に行ってみた 第52回「全国市販酒(大展示会)フェスタ」に行ってみた

 
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IMG_5949s.jpg今の時期日本酒のイベントが至るところで行われていますが、先週行われていた"第52回「全国市販酒(大展示会)フェスタ」"に行ってみました。このイベントは秋葉原の東京都小売酒販会館で行われましたが、至る途中わいわいと顔を紅くした人たちとすれ違い、場所を知ることになりました。

IMG_5950s.jpg中に入ってみると、結構な人で盛り上がっていました。おみやげ引き換え券に時間制限が付いているので、人の入れ替わりがあるので、ぎゅうぎゅうというほどではなく、楽しめるくらいの混み方です。

はじめに利き酒からやってみました。後日サイトで発表となりましたが、4問中1問正解。甘辛の利き分けは出来ているようです。なかなかむずかしいなぁ。

このフェスタでおもしろいのが、主催が酒販・小売酒販だけでなく味噌醤油の組合も含まれているところです。日本酒だけでなく、ワイン、焼酎、泡盛、ましては醤油まで。。利き酒ならぬ、利きみりんみたいなものもあっておもしろかったです。

日本酒の利き酒コーナーでは普通酒や純米酒、吟醸酒のような種類別に並べられていて、瓶から直接カップに注ぎます。飲んでみるといろいろとあり、いくつか良さそうなものを見つけました。

また、きのこや果物などの販売も行われていたり、東京にあまり出していない酒蔵のおじさんの話を聞きながら試飲もしたりしました。

最後はおみやげなのですが、一本ワインを頂きました。また、出口にお店もあり、あの瑞冠(food daily life: 瑞冠 検索結果)を扱っているようなので、いいところを見つけました。

なかなかお酒の種類を試せる機会というものがないので、こういう利き酒会・試飲会というのは、気に入ったお酒に出会う良いチャンスになります。良い時間をすごせました。

IMG_2991s.jpg 今回は夏の季節限定であと数本しか残っていなかった、新潟・八海醸造の特別純米原酒 八海山(はっかいさん)を飲んでみました。御徒町駅前のお店で手に入れました。ラベルも山々を模っていて格好いいですね。

八海山は以前の杜氏、高浜さんの本(杜氏千年の知恵―米、水、人を生かし切る日本の酒造り )を読んでみたこともあって、とても憧れるようなイメージがあり、また、新潟の淡麗辛口を目指す酒蔵でもあるようでしたが、この特別純米原酒 八海山はとてもしっかりしているお酒でした。

純米酒でその上、原酒ということでかなりがっつりとくるインパクトがあります。香りも味も沸いてくるように、芳醇でいて爽やかです。これはお酒単独で、ちびちびと飲むのが楽しかったです。おいしいですね。

前回飲んだ浦霞の純米生酒とは違うタイプのお酒で、そのギャップが楽しめました。また、このお酒は、様々な酒米を使い分けているようで、この点からもおもしろいお酒です。この多様性が日本酒の良いところなのですよね。


■ 特別純米原酒 八海山
使用米銘柄 : 五百万石(麹米)、ゆきの精(酒母)、山田錦(添・仲)、トドロキワセ(留)
酵母    : 協会1001、協会1801
精米歩合   : 55%
日本酒度   : +1
酸度    : 1.4
アミノ酸度  : 1.3
アルコール度数 : 18度台
価格     : ¥1,642 - (4合)

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IMG_1925s.jpg夏のうちに飲んだお酒のエントリーが貯まっていて、今回のお酒も夏前に手に入れたものです。ひやおろし全開の季節なのにすみません。

今回のお酒は、宮城・浦霞醸造の浦霞 (うらかすみ) の純米生酒です。地元の酒屋さんで手に入れました。日本名門酒会のオリジナル商品のようですね。ちょうど夏酒を売り込んでいる季節でしたが、この浦霞の純米生酒は、あと数本で無くなってしまうところでした。

このお酒は主に冷やして飲みましたが、とても飲み口がよく、こんなにいいお酒があるんだなというくらい、おいしかったです。やや甘めのお米のおいしさを生かしていて、それでいてとても爽やかです。下手なビールよりも、すっきり感じてしまいます。

爽やかであったり、すっきり感じていても、ベースがしっかりしていないと物足りなくなりますが、しっかりしているものがあります。さすが、浦霞という感じというべきでしょうか。とても飲みやすく、満足度の高い夏向きのお酒でした。


■ 浦霞 純米生酒
使用米銘柄 : 宮城県産 まなむすめ
酵母    : 自家酵母
精米歩合   : 65%
日本酒度   : +1 ~ +2
酸度    : 1.5
アルコール度数 : 16度台
価格     : ¥1,344 - (4合)

IMG_1736s.jpg今回飲んだのは、長野・宮坂醸造の 真澄 純米吟醸 辛口生一本 です。このお酒は夏のはじめに、成城石井でたまらなくなって手に入れたものです。

主に冷やで飲みましたが、暑い時期にとても合いました。冷や奴みたいなものと食べると良く合って、おいしかったです。焼き魚もよかったですね。

またこのお酒は、口に含むときりりととても辛いのですが、そのうちに転がしていると、何というか甘みのような、まったりとした味わいを感じました。お米の甘さのような、ほんのりとしたものなのですが、その微妙な変化がよかったです。

単純に辛いだけのお酒でなく、微妙に変化するお酒で、真澄はやっぱりおいしいなと感じてしまいました。


■ 真澄 純米吟醸 辛口生一本
使用米銘柄 : 麹米・掛米ともに長野県産 美山錦
酵母    : 協会9号系酵母
精米歩合   : 55%(全て自社精米)
日本酒度   : +5前後
酸度    : 1.3前後
アミノ酸度 : 1.5前後
アルコール度数 : 15度台
価格     : ¥1,680 - (4合)

IMG_1519s.jpg 以前通販で利用したこともあるはせがわ酒店さんより手に入れた、宮城の新澤醸造のお酒、伯楽星(はくらくせい)を飲んでみました。今回はお店の人のおすすめのように、純米吟醸を試してみました。

食事を引き立てる食中酒を目指しているというこのお酒を一度飲んでみたかったものですが、実際に飲んでみると、そのまま飲むのと、食べながら飲むのので、こんなにも変わるものかと感じました。

そのまま飲むととてもきれいなお酒で、どんどん飲めるタイプです。でも、食事をしながら飲むと、不思議と食事がとっても美味しくなります。お酒も旨みが増すというのか、色が出てきます。食事もお酒も相乗効果で美味しくなる、とってもいいお酒ですね。

世界に誇る-品格の名酒という本でも紹介されているお酒なんです、とも薦めてもらいましたこのお酒ですが、何か大切なときに美味しい食事と一緒にまた楽しんでみたいお酒でした。


■ 伯楽星 純米吟醸
使用米銘柄 : 蔵の華
酵母    : 自社酵母
精米歩合   : 55%
日本酒度   : +4前後
酸度    : 1.8前後
アルコール度数 : 15度台
価格     : ¥1,575 - (4合)

IMG_1212s.jpg御徒町駅前のお店で、以前から気になっていた酔鯨の純米酒を手に入れ、飲んでみました。酔鯨は高知のお酒で、鏡の名水仕込み、そして吟の夢という好適米を使っています。写真のような緑色のラベルが格好良いです。

仕込み水で使用されている"鏡の名水"というのは、平成名水100選にも選ばれている高知市を流れる鏡川の水で、弘法大師が掘り出したという話もある名水のようです。

飲んでみると、純米酒の濃厚さがよく、辛口なのですがその中に甘みを感じるおいしさがありました。味がしっかりしていますね。香りは開栓後は強く感じたけれども、次第にまろやかになってきました。

温度を変えて飲んでみましたが、冷やもいいですし、熱めの熱燗もすっかりまろやかに変身してなかなかおいしいかったです。


■ 酔鯨 鏡の名水仕込み 純米酒 吟の夢60%
使用米銘柄 : 吟の夢
酵母    : 自社酵母
精米歩合   : 60%
日本酒度   : +6前後
酸度    : 1.6前後
アミノ酸度 : 1.0前後
アルコール度数 : 15度台

IMG_1305s.jpg純米酒が続いたので、純米吟醸の香りがある酒を飲みたいなと思い、御徒町の酒屋さんでお勧めしていただいたお酒が、この青森 八戸酒造の"陸奥八仙 純米吟醸 無濾過原酒"でした。

もう少ししたら、この種類の生酒が入るよと酒屋の主人さんに話をしてもらっていたのですが、試してみたくこの無濾過原酒のものを購入しました。

このお酒はおもしろく、口に含み、舌に乗せると、しゅわしゅわと舌の上をわずかに微発泡していきます。以前飲んだ"瑞冠"の純米発泡酒("純米発泡 瑞冠 にごり生酒"はヌーボーな香り - food daily life)は、あらかじめ発泡と書かれていましたが、こちらは予告なしで、とてもわずかなので、あれれ発泡している!という驚きもありました。

あと、おもしろいのは、香りです。とてもメロンのような香りが一面に広がってきて、一瞬果実酒を思い浮かべるくらいの香りがあります。でも、決してべっとりしているような甘ったるいものではなく、飲んだ後もとっても爽やかですね。おいしいです。

今回このお酒は冷やで楽しみましたが、燗酒を試しそびれてしまいました。こういうお酒の変化もおもしろそうですね。なかなかおもしろいお酒を紹介してもらいました。


■ 陸奥八仙 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み
使用米銘柄 : 華吹雪
精米歩合   : 55%
日本酒度   : +1
酸度    : 1.8
アルコール度数 : 17度台
価格     : ¥1,575 - (4合)

IMG_0979s.jpg父と一緒に飲もうと探してみた中で気になっていた、福島 大七酒造の"大七 純米生もと・山田錦"を飲んでみました。

もともと大七は生もとのしっかりした酒を造るということで、試してみたかったものです。純米生もとは、この山田錦の他に、五百万石で造ったもの、一年熟成したものとありました。値段は山田錦が多少高かったのですが、お店の人のやっぱり山田錦のものは違いますよ、という言葉でこちらにしてしまいました。一人飲みでないので、まあいいかな。

飲んでみると、純米酒でしかも生もとでしっかりしているのに、どこか華やかな感じがして、これが山田錦なのかな、、と思いました。いろいろ食事を食べながら飲みましたが、おいしくてどんどんなくなり、いつもならば一本空けることはあまりないのに、飲み切ってしまいました。

このシリーズのものさすがいいですね。気に入りました。普通飲みとして五百万石のものや、熟成したものの味はどんな感じだろう、、また飲んでみたいお酒ですね。


**大七 純米生もと・山田錦**
使用米銘柄 : 山田錦
精米歩合   : 65%
使用酵母   : 協会7号
日本酒度   : +3
酸度 : 1.8
アミノ酸度 : 1.4
製造年   : 2008
アルコール度数 : 15度
状態     : 火入れ
価格     : ¥1,714 - (4合)

IMG_0742s.jpg以前、池袋東武で瑞冠の試飲をやっていた時に、純米発泡のにごり生酒("純米発泡 瑞冠 にごり生酒"はヌーボーな香り - food daily life)と一緒においしいと思った、広島の山岡酒造の"瑞冠 純米吟醸 山廃仕込み" を飲んでみました。

飲んでみると、香り味もしっかりしていて、山廃らしい味の深さとさっぱりとした感じが共存しているようです。ヒノキのような香りが独特で、味わい深いお酒でした。

開けたすぐ後よりも、次の日飲んでみると味が良くなっているような感じがしたり、冷やもいいですし、温めのお燗もおいしかったですね。

試飲の時、いろいろ話を聞いたのですが、このお酒の原料米になっている"亀の尾"というお米は、アニメの夏子の酒で、幻の米を復活させた龍錦のモデルになっているお米で、これが、、という感じで試飲していました。

山廃でいて香り十分でいて、こんなにさっぱりしている飲み口で気に入ってしまったのですが、焼き肉でビールを飲むよりも合うんじゃないかなという、おばちゃんの話のとおり合わせてみても、両方引き立っていて確かに良い合わせだなと思いました。

うちの冷蔵庫は小さくて一本飲み切りで楽しんでいますが、池袋東武では一ヶ月ほどなら取り置きしてもらえるようで、先に純米発泡を飲んでから、山廃を取りに行けたのでとても良い状態で飲むこともできました。

値段も手頃でしたし、気に入ったお酒の仲間入りに加えてしまいました。


**瑞冠 純米吟醸 山廃仕込 袋しぼり しずく生酒 亀の尾**
使用米銘柄 : 亀の尾
精米歩合   : 60%
使用酵母   : 協会1401
日本酒度   : +9
酸度 : 1.7
アミノ酸度 : 1.3
杜氏     : 畑中裕次
製造年   : 2008
アルコール度数 : 16.3%
価格     : ¥1,324 - (4合)


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IMG_0084s.jpg黒龍福井・黒龍酒造)の純米吟醸を手に入れる機会があり、味わってみましたが、とても香りよく、味良く、これこそ純米吟醸というお酒でした。

もともと黒龍は結構昔に居酒屋さんで飲んだ時にこの酒おいしいなぁと心に残っていて、最近日本酒を飲み始めたときにぜひ飲んでみたいなと思っていたものです。今飲んでみても裏切るどころかこんな美味しいお酒なんだ、、と改めて実感しました。

冷やして飲んでみると、上立ち香も香り高く、基調香・含み香も変わらずとても華やかです。バナナのような香りと辛めだけれども味が載っていて、舌に乗せておくのが楽しいです。おいしい。。

尾瀬さんの日本酒の本(知識ゼロからの日本酒入門)に蔵本の方が黒龍の味わい方として、四川料理と良く合うという話がありましたが、実際エビチリと一緒に飲んでみるとこれがまた良かった。うちのエビチリはそんなに辛くはなくマイルドなのですが、こってりして味が濃い食事なのに、酒が全然負けていなく、黒龍の香りが中華に良く合っているのかもしれない。

とてもおいしく楽しめ、機会があればまた飲みたいお酒でした。

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使用米銘柄 : 福井県産 五百万石
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杜氏     : 畑山浩
製造年   : 2008
アルコール度数 : 15度
価格     : ¥1,311 - (4合)


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