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"チーム・バチスタの栄光"の小説を読んでみた "チーム・バチスタの栄光"の小説を読んでみた

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映画やテレビドラマでよくやっている"チーム・バチスタの栄光"の小説の方を読んでみました。ドラマが結構良かったので、小説もと思い読んでみましたが、多少仕立てが変わっていたけれど、おもしろく読むことができました。

ドラマでは最初から厚労省の白鳥が出て来ていますが、本の方では第一部で田口が調査し、第二部で白鳥が登場し、物語が急速に展開します。ここからどんどん惹き付けられ一気に終結に向かっていきます。

ドラマの方が登場人物一人一人にしっかりとしたエピソードを作っていたのに対し、こちらでは要点を捕らえていて、背景や概念的なところがしっかり描かれています。例えば、調査のやり方としてパッシヴ・フェーズ、アクティブ・フェーズのような理論的な枠組みの中で物語が展開していく点や、カウンセリングの捉え方、大学病院の実情と、この世界を感じる事が出来ますね。

巻末に"このミステリーがすごい!大賞"受賞の選評も載っていて、この作品は断トツのようです。また、映画はまだ観ていないのですが、田口が竹内結子と女性でまた違った感じのようで、映画・ドラマ・小説と脚本や役者などそれぞれ多少違いがあり、それぞれに存在する雰囲気を楽しむのも良いかもしれません。


<参考>
---チーム・バチスタの栄光 OFFICIAL WEB SITE---


チーム・バチスタの栄光
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東野圭吾の"容疑者Xの献身"を読んでみた。福山雅治や柴崎コウで映画化されているものはまだ見ていないけれど、とても東野圭吾らしくキラキラしていて、とても良かったです。

主人公で教師の石神、物理学者で今回は石神の知人でもある湯川、警察の草薙、そして当事者の花岡親子、これらの人を中心に動いていきますが、謎を設定する側、その設定された謎を読み解く側、その二者のやりとりはとても論理的でまるで数学の問題のようであった。

しかし、その中にあるのは人間の愛という感情で、その純粋性をとてもキラキラさせるのは東野圭吾らしいところであると思う。

何度も直木賞にノミネートされながらもなかなか受賞できなく、やっとこの作品で受賞されたのですが、その選評の中で、

「トリックに終っていない部分を、私はさらに評価した。人間が心の底に持つ、純愛への願望、偏執的な愛を、トリックによって鮮烈に炙り出していた。」
(東野圭吾-直木賞受賞作家-134HK)

と北方謙三はしていますが、この小説の良さはこのようなところだと感じました。

最近では本屋大賞のノミネートを見かけたり、ちょっとミーハーなところで選んでいるのかと感じていましたが、実際にこの本を読んでみるとそんなところは全くなく、腕上げたなという感じでなかなかでした。


<参考>
東野圭吾-直木賞受賞作家-134HK
文藝春秋|本の話より|自著を語る


容疑者Xの献身 (文春文庫)
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starガリレオ湯川がクールな名探偵というより人間味があって良い。ただ、石神がここまですることにどうも納得がいかない
starとても読みやすかった。
star一気に読みました。

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IMG_9208s.jpg今手帳として使っている、"ほぼ日手帳"の毎日のページの下には、毎日いろいろな人の今日の言葉が書かれています。それを、何かの拍子にチラッと読んでみる(というよりも眺めているという感じですが)と、なんだかホッとするような、鈍かった心が暖まる、そんな感じを受けることが何度かありました。

糸井さんの本を見ている中で、その言葉たちの素になっているような本、"思い出したら、思い出になった。"を読んでみましたが、とても良かったです。

一ページ完結で、断片が浮いているようにコトバや写真に乗った考え方や思いが、詩のように書かれています。日常にある取るに足らないものや、ありふれたもの、そういうものを大切にして、背伸びをせず今の自分の状態での考えや感覚を大事にしたい、そういうコトバの数々が気に入りました。

何か足りないもの、気づいていないもの、感じてはいるけれどコトバに出来ていないもの、そういうものが、詰まっているように感じました。単純な言葉遊びだけでなくて、その奥にある物に心が振り返るような感じです。

表紙のモスグリーンの絵や、裏表紙のやや暗い雲の中に青空がのぞいている絵に象徴されるように、しっとりとして、ふとしたときにまた眺めてみたくなる、そんな本でした。

電子辞書を壊してしまったので、機種比較をしているところなのですが、国語系の大型辞書について機種により入っているものが違っていました。それぞれどんな特徴があるのかを、調べてみることにしました。

○広辞苑
言わずと知れた日本の国語辞典で一番良く知られている辞典。歴史主義と言われる語源的・時間的な順序で言葉を説明している。一度掲載された言葉は削除しない方針であることから、現在までの言葉を網羅でき、言葉の使われていた由来や背景を実感することができる。
岩波書店

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○大辞林
広辞苑を越えるものを作ろうとして編集されたものとして位置付けられ、説明は現在の用法から並べられている現代主義を取る。用例、人名なども現代に近いものが載せられている。また、アクセント表記に特徴があり、高低アクセントが何番目の文字に来るのかを表記している。収録語数は多い。
「日本語ブームの今だからこそ、国語辞典を極めよう(1/2)」Excite エキサイト: ブックス
「日本語ブームの今だからこそ、国語辞典を極めよう(2/2)」Excite エキサイト: ブックス

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○大辞泉
知名度ではあまり知られていないが、記述が比較的容易であること、図や写真が多いことがこの辞典の特徴で、理解のしやすさに重点を置いている。以下のサイトでは、辞書を引くのではなく読むという楽しみにおいて、この辞書は適していると書かれている。
大辞泉 - ブログ「外国語」

大辞泉大辞泉
小学館『大辞泉』編集部

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難しい言葉を容易に理解・納得するには"大辞林"や"大辞泉"が良さそうですし、言葉の本来の使い方を知りたいならば"広辞苑"が良さそうですね。どれもしっかりとした辞典であるので、結局は実際に使って自分にあったものを選ぶのが最適なのかな。

記憶にも新しい世田谷での一家殺人事件に関する本が出ているのを見つけ、この事件にはいろいろと興味深く感じていましたので、読んでみることにしました。

著者はさまざまな情報源から取材を行ない、それを再構成しているのですが、内容はなかなかリアルでした。当時の状況、うまく行かない原因、その後の追跡が当時の遺留品や犯人像に当てはめられていく過程は、よく取材しているなぁと感じました。自分でもいくつか推理はしていたのですが、なるほどこの本の推理や証言は確かに良く当てはまっているように見えました。

当時この種類の事件は全く新しい種類のものであり、どうしようもない凶悪なありえないものであったために解決に時間をとられてしまった種類の事件で、今までにありえないタイプの事件の存在を認識することが出来、身を守る側でも参考になるストーリーでした。

早く全面的な解決を望みます。

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白
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