白州次郎のドラマを観る
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昨日までの三夜連続でNHKで放映していた、白州次郎のドラマ(白洲次郎 | NHKドラマスペシャル)が良くできていて見応えがあった。三話が延期されていて、二話までは再放送でも見ていたが、その中にも見たことがない(覚えていない?)シーンも幾つか含まれていた。
少年時代、青年時代と一話目・二話目が続き、奥さんの樺山正子との出会いやプロポーズは、気障を通り越してここまで来るとすごいというストーリーは、白州次郎がどのような性格なのかが大いに映し出されている。
そして、三話目がやはりおもしろく、そして映像も美しく、見惚れる部分も多かった。戦後、戦争から生き残った者が、死んだ者に対しての気概を生んでいたというのは事実な面も多かっただろう。GHQと憲法を作る過程、サンフランシスコ講和条約の日本語と巻物のエピソードに込められているメッセージは、とても大きかった。
俳優の伊勢谷友介がとてもよかった。写真で見た白州次郎がところどころ散りばめられているのが、なかなか憎い演出だったと思う。白州正子の中谷美紀も、外見だけでなくて、書く文字さえ雰囲気を出させているように感じさせるのも、なかなかだった。
最後に黄昏れる吉田茂の後ろの葉の緑はとても美しかったし、耕している大地の土の色もフィルタがかかっているのにもかかわらず、リアルに感じた。映画を見たといった方がよいのかもしれない。
自分は自分の中のプリンシパルに乗っ取って生きている、、そんな次郎の生き方に、本質、特に日本という国の本質を見抜きたいという意識が重なっているのかもしれない。大いにクセのある人物だけに、その本質が浮き上がらせることが出来たドラマだったと思う。
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