ノーベル文学賞2006 ノーベル文学賞2006

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The Nobel Prize in Literature 2006 - Press Release

The Nobel Prize in Literature for 2006 is awarded to the Turkish writer Orhan Pamuk

"who in the quest for the melancholic soul of his native city has discovered new symbols for the clash and interlacing of cultures".

asahi.com: ノーベル文学賞、トルコのオルハン・パムク氏 - BOOK

スウェーデン・アカデミーは12日、今年のノーベル文学賞を現代トルコの代表的作家オルハン・パムク氏(54)に授与する、と発表した。トルコ国内でタブー視されているアルメニア人大量殺害を認める発言で国家侮辱罪に問われるなど、反骨の言論活動で知られる作家だけに、トルコ内外に波紋を呼ぶとみられる。

今年のノーベル文学賞は、トルコのオルハン・パムク(Orhan Pamuk)に決まりました。村上春樹も候補に上がっていたそうですが、残念でした。その受賞理由は、

生まれ故郷の街に漂う憂いを帯びた魂を追い求めた末、文化の衝突と交錯を表現するための新たな境地を見いだした

というもので、20世紀の始めにオスマントルコ帝国から近代トルコに変遷する過程で引き起こされたとされるアルメニア人大量殺害やクルド人独立問題、イスラム社会と世俗というトルコが抱えタブー視されている問題に切り込んでいます。

また、こちらでも掲載されているように、近年の西欧とイスラムの価値観の乖離による大きな摩擦を重要視し、歴史的にトルコという国がイスラム側と西欧側の橋渡しという位置に存在するために、オルハン・パムクさんのテーマはよくその姿を示しているという側面もあるようです。

冷戦後、資本主義圏と共産圏の対立から、イスラムとの対立に変化してきた世界構造の変化を微妙に受けた今回の受賞であったとの位置付けになるのでしょうか。

<参考>
ノーベル賞 パムク氏 西欧側に「橋」を渡ってきた人 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

<オルハン・パムクさんの本>

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このページは、tetblueが2006年10月18日 18:11に書いたブログ記事です。

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