温室効果、窒素肥料も原因...南極の雪氷内大気を解析 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)一酸化二窒素(N2O、亜酸化窒素)という温室効果ガスの大気中濃度が1950年代から急増しており、その主な発生源は窒素肥料が散布された農耕地であることが、南極などの雪氷内に閉じこめられた過去の大気の解析で明らかになった。洋研究開発機構・地球環境フロンティア研究センターなどによる分析結果で、人口増に伴う農耕地の拡大のほか、化学合成された窒素肥料の普及と過剰散布も背景にあると考えられるという。
化成肥料によって様々な植物栽培の効率化がもたらされて来ていたのですが、この窒素肥料が地球温暖化に大きな影響を与えているそうです。
窒素肥料を多く土壌に与えると土壌中の微生物たちは分解し、一酸化窒素など窒素酸化物を放出します。これは特に微生物や肥料が非常に過剰な状態で、嫌気性の反応が起こる"脱窒"が起こる際に一酸化窒素を発生させるようです。
一酸化窒素の温室効果は二酸化炭素CO2の300倍もあり、分解にも120年というとても長い時間がかかるという、実はかなり悪質な物質であります。今回は自然界にある窒素の同位体の含有量により、化成肥料のような人工的に作られたものの影響を知ることができたようです。
植物を扱う人にとっては欠かせない化成肥料ですが、使い方にも気をつけたいところです。

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