- 今年初めての黄砂が3日、西日本を中心とした広い範囲で観測された。4日にかけて東北までの東日本に広がるとみられる。
- 効率的にイオン化光を測定できるフィルターをつくり、みずがめ座の方向の地球から約117億光年離れた銀河大集団「SSA22」を07年9月、すばる望遠鏡で観測。198銀河のうち17銀河からイオン化光を検出した。宇宙は誕生直後は高温で、陽子と中性子と電子だけが存在していたが、膨張とともに温度が下がり、陽子と電子が結合して水素原子ができた。こうした水素原子のほとんどはイオン化光によって再び陽子と電子に分離され、銀河、星、惑星など様々な天体が存在する現在の宇宙に進化する素地ができたと考えられている。
- 白血球の中の免疫細胞に潜伏しているHIVは、酵素の一種「ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)」によって増殖を抑えられている。HDACの働きが妨げられると、ウイルスが活性化し、発症につながることがわかってきた。一方、歯周病菌は増殖の過程で酪酸を大量に作り出す。酪酸がHDACの働きを妨げることに注目し、HIVが潜伏している免疫細胞に、酪酸を含んだ歯周病菌の培養液を加えたところ、ウイルスが急激に増殖することを実験で確認した。
- 地球からみずがめ座の方向に約120億光年離れた銀河17個から、水素原子の陽子と電子を分離する強い光を検出した。暗黒時代の終わりから5億年経過した時期に当たるが、銀河が再電離に大きく貢献した可能性を探る上で手掛かりになるという。
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