-
北海道根室市の味覚を代表する花咲ガニ。これまでは秋が最もおいしい季節とされてきたが、実は夏が旬ではないかと推測されることが、市水産加工振興センターの検査で分かった。ゆでた花咲ガニ(オス)の身(筋肉)と液汁の比率を同センターが調べた結果、脱皮直後のカニが多い6月下旬は液汁と身の割合がほぼ同じだったのに対し、7、8月と次第に液汁の割合が減少。甲羅が硬くなって身が詰まる9月上旬には身の比率が8~9割となっていた。またこの間、甘みの指標となるプロリンや、うまみなどの指標となるアルギニンや遊離アミノ酸総量、グリコーゲンなども次第に増え9月上旬がいずれも最も高かった。
-
カメラのストロボにも使われる「キセノンフラッシュ」の光を脇の下に照射することで体毛の成長を抑制する効果があることを確認した。20~40歳代の女性11人を対象に検証を実施。脇の下の脱毛処理をした後、10日間連続で1日約20回光を照射した。これを1カ月間隔で半年間続けることで体毛が細くなり、むだ毛の処理回数も半分程度に減ったという。体毛の成長が抑制される理由として、同社は「成長初期の毛根部分のメラニンが光を吸収し、成長を抑制するタンパク質が活性化したのではないか」と分析している。
-
新種の可能性の高いカエルが発見された。本州以南に広く分布するツチガエルに似ているが、腹部が黄色で鳴き声も全く異なるため、佐渡の固有種とみられる。放鳥トキの大切な餌になっている。脊椎(せきつい)動物の新種が国内で発見されることは珍しい。
-
その結果、生後4~9か月時点で父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、その子供の社会適応力は1歳半時点で明らかに高くなった。また、1歳半~2歳半の子供に積み木遊びを5分間させたとき、うまく出来た子供をほめる行動をとった親は半数程度いたが、その子供の適応力も高いことも分かった。調査では、〈1〉規則的な睡眠習慣が取れている〈2〉母親の育児ストレスが少ない〈3〉親子で一緒に本を読んだり買い物をしたりする――ことも、子供の適応力の発達に結びつくことが示された。
-
日常会話の「間」など秒単位で動作を遅らせる際、脳の中では2種類の細胞が働いて「間合い」を取っていることを突き止めた。サルに2秒、4秒、8秒の待ち時間を別々の色で覚えさせ、該当する秒数のキーを押す作業をさせた。作業時の脳の活動状態を調べたところ、前頭葉の内側にある「前補足運動野」で、時間の長さを特定する「A細胞」と、時間によって活動の大きさを変える「B細胞」が見つかった。 A細胞はデジタル時計のように数値で時間を識別する。B細胞は砂時計のようにアナログ的に時間を計る。脳はデジタルとアナログの組み合わせにより、行動を始めるまでの残り時間を計っていた。こうした機能は人間の行動全般で働いている。サッカーでパスを出すタイミングや、野球の投手の投球リズム、歌や踊りの間合いなども、脳が時間を計って行動を始めているという。前補足運動野は運動調節などの機能を持つと考えられていたが、時間生成にもかかわることが分かった。脳の時間認知や高次機能を理解する重要な手掛かりとなる。
-
愛知県豊橋市のウズラ農場で鳥インフルエンザが発生した問題で、農水省は1日、ウズラから検出された弱毒性のウイルスが「H7N6型」であることが確定したと発表した。同省によると、同型のウイルスはこれまでスロバキア、モンゴル、オーストラリアの野鳥や家禽(かきん)で見つかった例があるが、国内での検出は初めてという。
-
食道がんを切り取った個所に患者自身の細胞から培養したシートを移植し、術後のかいようによる食道狭窄(きょうさく)を防ぐことに成功した。培養組織を移植する再生医療は角膜などで成功例があるが、消化器分野では世界初。
-
HIVが体内に入ると、細胞内で増殖を繰り返し、エイズが発症する。体内の免疫細胞は、感染した細胞内で、ヒト白血球抗原(HLA)と呼ばれる特殊なたんぱく質と結合したHIVを攻撃するが、ウイルス内のある遺伝子に変異が生じると、免疫細胞が攻撃できなくなる。まず、特定のHLAが先天的にある感染者に注目。その細胞内の変異ウイルスを調べたところ、全体の96%から検出された。変異ウイルスがなぜ発生したかは不明だが、HLAのない感染者の29%からも検出された。HLAがある感染者の体内で変異ウイルスが増え、それが性感染などを通じ、HLAのない感染者に広がったらしい。
-
愛知県豊橋市のウズラ農場で高病原性の鳥インフルエンザが発生した問題で、農林水産省は27日夜、検出されたウイルス「H7亜型」を茨城県つくば市の動物衛生研究所で分析した結果、弱毒性と確認されたと発表した。
-
慶応大の坪田一男教授(眼科学)らが、マウスの新型万能細胞(iPS細胞)から角膜の上皮細胞を作り出すことに成功した。他人の角膜細胞を移植すると、拒絶反応を起こすことがあり、自分自身の細胞から作るiPS細胞の活用が期待されている。
-
ノロウイルスの集団感染について、喫煙者の発症率が、たばこを吸わない人の約2倍だったことがわかった。2005年10月から06年2月にかけて、入院病棟(50床)など3病棟と、併設する老人保健施設(90床)で、ノロウイルスの集団感染が相次いで発生。患者、職員合わせて127人が発症した。調査の結果、3病棟でたばこを吸う職員の67%、老健施設では55%が発症。吸わない職員の発症率は各36%、26%だった。たばこを吸う人が多い慢性期病棟では、喫煙患者の73%が発症し、喫煙しない人の発症は29%にとどまった。職員の喫煙場所は屋外、入院患者は喫煙室に限られ、ふき取り検査の結果、病棟や施設のカギ、喫煙室に備え付けのライターにウイルスが付着していたことが判明。これらに触れた人から感染が広がっていた。
-
体の状態から筋肉の動きを計算し映像化するコンピューターソフト「マジックミラー」を開発した。効果的なリハビリやダイエットなどに役立てるのが狙いだ。全身の筋肉の約3割の308本の動きを筋電計やカメラ10台などで計測し、データを基に映像化する仕組み。強い力がかかった筋肉を色分けしたり無駄な肉が付いた部分を強調して表示できるという
-
デメニギスは北太平洋の亜寒帯から温帯域のベーリング海、日本、カリフォルニア沖にかけ、水深500~1000メートルに生息。体の構造が脆弱で、網で捕っても引き揚げる途中で形が崩れるため、どんな姿をしているか謎だった。04年、モントレー湾の水深616~770メートルで計3匹のデメニギスを撮影し、うち1匹を捕獲した。全長約11センチ。真っ暗な深海でわずかな光をとらえるため、目は円筒状になっており、一番上の緑の球状部分がレンズ。目は固定されていると考えられていたが、観察の結果、餌を探すときは上向き、食べるときには前方に回転することが分かった。最大の特徴は目を覆うゼラチン状のヘルメット型の部分。中は液体で満たされており、餌となるクラゲの触手の毒から、目を守っていると考えられるという。動画は、同研究所のホームページ(http://www.mbari.org)に掲載されている。
-
大陸からやってくる黄砂や酸性雨の原因物質の分布を3時間おきに予測するサイト「東アジアの広域大気汚染マップ」(http://www‐gis.nies.go.jp/)を、国立環境研究所が27日開設した。呼吸器疾患の患者や自治体の公害対策に役立ててもらうのが狙い。予報の対象は、黄砂▽酸性雨の原因となる硫酸塩エアロゾル▽化石燃料の燃焼などで発生する微粒子▽光化学スモッグの主成分の「オゾン」--の4種類。日本を含むアジア各国の排出量データや大気の流れをもとに、分布をコンピューター予測する。毎朝9時に更新され、最大39時間後まで予測する。
-
「PAC-Car2」と名付けられたこの三輪車は、スイス連邦工科大チューリヒ校の学生たちが開発。燃費向上のため車体重量を29キロに抑え、流線型にデザイン。タイヤをミシュラン社が作るなど産業界や政府も協力し、05年の省エネ自動車レース「シェル・エコ・マラソン」で世界記録で優勝した。燃料電池自動車は、水素と空気中の酸素を反応させて発電、それを動力に車を走らせる。ガソリンが不要で大気汚染の心配がない。PAC-Car2は1グラムの水素で20キロ走り、ガソリンに換算した1リットルあたりの燃費は5385キロになる。
-
海外でカエルなど両生類の減少の原因となっているラナウイルスに、国内に生息するウシガエルが感染して大量死していたことがわかった。国際獣疫事務局(OIE)が、報告を義務づける感染症に指定、昨年5月に世界中に注意を呼び掛けていた。人に感染する恐れはない。オタマジャクシからカエルに変化する途中のウシガエル数千匹の死骸(しがい)が昨年9月、国内の池で発見された。数日間、同じように死骸が見つかり、合計数万匹以上になったとみられる。死骸の肝臓と腎臓からラナウイルスが見つかった。ラナウイルスは種類が多く、両生類だけでなく、魚類や爬虫(はちゅう)類にも感染する。オーストラリアでは、スズキやニジマスの仲間の幼魚の大量死を引き起こした例がある。
-
iPS細胞は、特定の四つの遺伝子をウイルスに組み込み、ウイルスを運び屋にして皮膚などの体細胞に感染させて作る方法が一般的だ。だが、遺伝子が染色体に無作為に組み込まれるなどして、がんを引き起こす恐れがある。ウイルスの代わりに、iPS細胞作製に必要な4遺伝子をつないだプラスミドと呼ばれる環状の遺伝情報の塊(DNA)を作り、運び屋にした。この方法は細胞に遺伝子を導入するのによく使われる。今回は遺伝子が染色体に入り込んでiPS細胞ができた後、その遺伝子を取り除くように設計した。この運び屋を人の胎児の皮膚細胞に入れると、2~4週間後に細胞の塊ができ、iPS細胞の特徴が確認できた。成功率は約0・001%。マウスでは京都大のウイルスを使わない方法より効率よく作製でき、生殖細胞など様々な細胞になる能力があった。
-
現代人は肩や腰をひねるなど、絶妙にバランスを取って歩く。かかとから踏み込み、前方に体重を移動してけり出す歩き方は、二足歩行を始めたころの初期の人類にはみられない特徴とされるが、こうした歩き方がいつ始まったのかは、よくわかっていない。ケニア北部イルレットの約150万年前の二つの地層から見つかった足あとを、レーザー解析などの手法で調べた。土踏まずの形、一列に並んだ指やかかとの様子などから、力のかかり方を解析。かかとから土踏まずの外側に体重を移し、親指の付け根に近い部分で地面をけるという、現代人とほぼ同じ歩き方だったと結論づけた。この足あとは、現代人の祖先とされる初期のホモ・エレクトスのものとみられ、現代人とほぼ同じ大きさだった。
links for 2009-03-03
以前のエントリー:
links for 2009-02-27 -
2 27, 2009
links for 2009-02-25 -
2 25, 2009
links for 2009-02-24 -
2 24, 2009
links for 2009-02-20 -
2 20, 2009
links for 2009-02-19 -
2 19, 2009
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: links for 2009-03-03
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.tetra-blue.net/weblog/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/674


コメントする